沖縄県民と興南高校

夏の甲子園、沖縄代表の興南高校春夏連覇の初優勝で幕を閉じました。



今回の興南高校は 私達沖縄県民から見ても、ひやひやもしましたが、なんとなくやってくれるのではないかという 確信めいた安心感を私達に与えていました。




私も含めて、沖縄の人達にはどこか 適当主義なところがあります。 
私は 凄く好きなところなんですが 「まあ、こんなもんんでいいだろ」とか「何とかなるよね〜」という具合に ゆる〜く 軽る〜く生きていく傾向があります。




適当主義は、琉球王朝時代から長くあると思われますので、私達のDNAに深く刻み込まれています。



しかし、興南高校野球部には そういうところが まったくといっていいほど 見えませんでした。
我喜屋監督の指揮のもと、逞しく 忠実に そして確実に野球をして、栄冠を手にしたのです。




彼らの事を 沖縄人らしくないと感じてしまう人達もいるかもしれません。




だけど、彼らは 感性が優れていました。
我喜屋監督は 常に いろいろな物に気づける感性を植えつけることを心がけていたそうです。




沖縄人特有の 適当主義は とても気楽な感じです。リラックス感があります。その遊びの部分が 優れた感性というものに つながったのだと 私は思っています。



私は、今回の甲子園での興南高校に沖縄の明るい未来を感じました。




秩序と遊び感性が混合する 魅力溢れる沖縄。
そんな島で これからも人生を過ごせるのは 幸せだなあと思います。



うたしなニュースでした。
ありがとうございます。