松井秀喜、久しぶりの一発!

エンジェルスの松井秀喜選手が 久しぶりのホームランを打ちました。
17試合ぶりの11号ホームランです。
相手は 古巣のヤンキースだったので インパクトのある 一発となりました。
エンジェルスも勝利し、まだまだ 勝負はこれからですね。



何年前か忘れてしまったのですが ある番組に広島カープの鉄人、衣笠祥雄さんが出演していたんですね。その時に凄く面白いことを言っていました。
「現役時代には 気づかなかったことがあります。それは打たせていただいているという気持ちです。」
「そして、その気持ちを 持っていれば もっとよい結果を残せていたと思います。」(こんな感じでした)



どういう事かといいますと、プロのバッターとして いくらストライクゾーンといっても 打てない場所の方が多いそうです。
相手もプロのピッチャーですからね。
ですから、ヒットを打つ時、ましてやホームランを打つ時のボールというものは、少ない確立でしか来ないわけです。



ヒット、ホームランを打つときは そういうボールが来てくれるので 打たせて頂くという発想につながるわけです。
きっと「打てるボールが来てくれた、有難い」という感謝の気持ちになるんでしょうね。



私は、納得してしまいました。
そういう気持ちで 打てるボールを待つ事ができれば 力みは消えるでしょうし、その結果、打ち損じは減りますね。
打率も 打点も ホームランも自然に増えるでしょう。



去年のワールドシリーズの時、松井選手はMVPを取りましたが、その時の第6戦、彼が打ったホームランは甘いボールでした。
しかも 相手ピッチャーは最高のピッチャーのペドロマルティネス投手です。
なかなかない失投だったわけですね。



打たせていただいているという感謝の心を持った選手には 「甘いボールが来る確立が多い」という法則があるかもしれません。



松井秀喜選手が その法則を証明してくれたら 嬉しいんですけどね。
ありがとうございます。